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読書と目 [医学・医療・雑感小文]

読書と目

10月27日~11月9日は読書週間。

読書は脳機能を活性化し、脳の老化を防ぎます。

本を読むときの照明は、適正な明るさでないと目の疲れを早めます。

部屋全体の明るさは、蛍光灯なら1畳当たり10ワット。

机の上の明るさは、スタンドなどによる局所照明で300~400ルクス。適当なワットは、蛍光灯=15W、白熱電球=60W、LED=12W。

左上前方から光線がくるようにし、光線が直接目に入らないよう笠や覆いを─。

本と目の距離は約30㌢、ときどき目を休めながら─。

古人いわく、

「本の必須条件の最も大切な一つは、面白く読めることである」。
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呑気症候群 [医学・医療・雑感小文]

呑気症候群

「切歯扼腕(せっしやくわん)=歯ぎしりをし、腕をにぎりしめて、くやしがること」─中国の古典「史記」に最初に用いられた成語らしい。

「おぼしきこといはぬは腹ふくるるわざなれば…=思うこと、言いたいことを言わないのは、腹がふくれるみたいで気持ちのわるいことだ」─こちらは「徒然草」第一九段に出ている。

 二つが合わさった「かみしめ・呑気(どんき)症候群」という現代病がある。

歯がみし、かみしめるくせがあると、空気をたくさん飲み込み、本当に腹がふくれてしまうばかりか、頭痛、腹痛、食欲不振、のどの異常感、耳鳴り、目の痛み、腕のしびれなどさまざまな症状が現れる。

この病気に詳しい小野繁・ベイサイドさちクリニック院長(東京医科歯科大客員教授)は、

「そうした空気嚥下(えんげ)によって起こる症状は、一般によくみられるもので、病気のようで病気ではない。原因はストレスなのです」。

 現代に生きるのは、古人の知らなかった難儀を生きることでもあるようだ。

腹にたまったガスの70%ぐらいは、口からのみ込んだ空気で、30%が腸内で生じた発酵ガスだ。

なぜ、それほど空気嚥下(えんげ)が多いのか。一因は早食いだが、最大の原因は緊張によるかみしめだ

固唾(かたず)をのむ─という表現のとおり、緊張して歯をかみしめると嚥下反射が起こり、唾液(だえき)と一緒に大量の空気をのみ込んでしまう。

胃がふくらみ、軽い不快感が生じる。

会議などで長く座っていると腹にガスがたまるのは、腸内で発酵したのではなく、会議中に無意識に空気をのみ込んだためだ。
 これが日常化し病的になったのが、かみしめ・呑気(どんき)症候群で、空気が胃の上のほうにたまると、横隔膜一枚をへだてた心臓が圧迫されて重っ苦しくなる。

肋間(ろっかん)神経が刺激されるので痛みを感じ、狭心症ではないかと内科に行き、異常なしといわれ、外科に行っても何も出てこない。

当然だ。

ガスで圧迫されてるだけなのだから。

同様のことが、あちこちで起こるのが、かみしめ・呑気症候群だという。

 判別診断

 歯をかみしめ、空気をたくさんのみ込んだために体のあちこちにさまざまな症状が起こるのが、「かみしめ・呑気(どんき)症候群」─ストレスが原因の〝病気でない病気〟だ。

が、そうした症状が、かみしめ・呑気症候群でない場合もむろんたくさんある。

「それを見分けるには、まず身体医学的に正しい診断をしなければいけません」と、小野繁先生。

「最も重要な前提条件は、身体医学的な病理があるかないか、きちんと確かめることです。

例えば、首の症状がある人だったら、首に神経学的な問題はないか調べる

それには整形外科的な知識がないといけないし、耳鼻科的な知識も必要です。

内科的にも、整形外科的にも、眼科的にも、その他も何ら問題がないにもかかわらず、症状があるのが、かみしめ・呑気症候群で、その大本にはストレスがあるのです」

 ちなみに、同じように緊張や不安で空気を吸い込み過ぎて起こるのが、過呼吸症候群。こちらの空気は、肺に入る。

「吸う」のと「のみ込む」のとの違いだ。
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「親が死んでも食休み」 [医学・医療・雑感小文]

「親が死んでも食休み」

 食事の後に休みをとることの大切さを説いたことわざだ。

 ある疫学調査によれば、胃がんにかかった人は、同年齢の健康な人に比べて、昼の食休みをとる割合が明らかに低い。

 昼休みをとらず、食後すぐに働き始めると胃がんになりやすいのではないかと考えられている。

 食後すぐに体を動かすと、自律神経の一つで、身体活動を高進させる交感神経が緊張し、心臓・循環器系の働きが促進して、胃などの消化器系の働きは逆に抑制される。

 結果、胃へ流れるはずの血液は筋肉のほうへ流れ、胃液の分泌も少なくなり、消化活動が不活発になる。

 そのためいつまでも食物が胃にもたれることになる。

 もし、仮に食べた物のなかに発がん物質があったとしたら、それが胃に作用する時間が長くなる。

 そして胃粘膜を刺激し、びらん性の変化を起こしやすくするのではないか―と調査をした研究者は言っている。

 昼食に限らず、食後はなるべくゆっくりとくつろいで過ごしたいものだ。

 胃をいたわるために、家族団らんのために......。

 蛇足。

 食欲の秋、もう一つ忘れてはならぬ食のことわざ、

「腹八分に医者いらず」。
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乾癬はうつらない [医学・医療・雑感小文]

乾癬はうつらない

10月29日は「乾癬の日」だ。

 乾癬はいろいろな意味で「隠れた」病気である。

 乾癬をもたない人は乾癬という病気をよく知らず、乾癬をもつ人の多くは周囲の無知・無理解に苦しんでいる。

 それを変えるためWHO(世界保健機関)は、この日を「世界乾癬デー」と定めた。

 乾癬にかかると、皮膚が赤くなって(紅斑=こうはん)、盛り上がり(浸潤、肥厚)、その表面に銀白色の垢(鱗屑=りんせつ)が付着し、フケのように剥がれ落ちる(落屑=らくせつ)。

 鱗屑を無理にはがすと、出血することがある。

 かゆみには個人差があり、全然かゆくない人もあれば、強いかゆみが生じる人もある。

 乾癬は、症状の違いによって、次の5種類に分けられる。

尋常性乾癬(局面型乾癬) 尋常性とは、「最も普通の」という意味。

 乾癬の約90%はこのタイプで、上に記したような皮膚症状が現れる。

乾癬性紅皮症 尋常性乾癬が広がった状態で、全身が真っ赤になる。

膿疱(のうほう)性乾癬 カサカサした部分だけでなく、少しジクジクとして真っ赤な部分が生じ、その中に膿疱(膿をもつ小さな発疹)ができる。

関節症性乾癬 (乾癬性関節炎) 皮膚症状に加え、手足の指、背骨、腰などの関節に痛みや変形などが現れる。

 関節リウマチに似ているが、血液検査でのリウマチ反応は陰性がほとんどだ。

急性滴状乾癬 風邪、扁桃炎などに引き続いて、全身に水滴ぐらいの小さい紅斑が急速に現れる。

乾癬の原因はまだはっきりとはわかっていない。

乾癬になりやすい体質は遺伝することがあるが、体質があっても必ず発症するわけではない。

 体質的素因と、食生活、気候、ストレスなどの環境因子が重なり合って発症するとかんがえられている。

 一つ、ハッキリわかっているのは、非感染性である(伝染しない)ということだ。

 プールやお風呂、接触などで、他の人にうつることは決してない。

うつる人は一人もいない。『発病』することは、誰にもおこりうる(WHOのポスター)。

 乾癬は、決して「一生の病気」ではない。

 症状のコントロールができる病気であり、生活環境の改善や治療などにより、皮膚が完全に正常な状態に戻る人もたくさんいる。

 近年は生物学的製剤(3剤ある)も開発されて治療効果が一段と上がっている。

 乾癬で悩む人は、全国に約10万人。

 各地に患者友の会がある。

 正しい治療情報を知ることができる。

 独りで悩まず、ぜひお訪ねを─。

 連絡先は日本乾癬患者連合会(JPA)のHpでわかる。 

抗酸化酵素 [医学・医療・雑感小文]

抗酸化酵素

 自然界の生きものの中で飲酒の習癖をもつのは人間だけだ。

 で、人間の体には酒を代謝するADH(アルコール脱水素酵素)やALDH(アルデヒド脱水素酵素)といった酵素が備わっている。

 ところが、酒を飲まないウシやウマやネズミなど哺乳類もみなこれらの酵素を持っている。

 なぜか?  

 実はこれらの酵素は、コレステロールの血中濃度を下げたり、体内でつくられる酸化物質を解毒したりする。

 それが本来の役目であることを、マウスの細胞をつかった実験などで、太田成男・日本医大教授(細胞生物学)らは突き止めた。

「酵素の一つ、ALDH2は体内での酸化ストレスの防御因子として働いている。

 それが本当の役割なのだが、たまたまアセトアルデヒドがやってきたら、そっちも分解しようということのようです。

 だからお酒の弱い人は、酸化ストレスにも弱いといえます。

 むろんリスクはそう大きくはないのですが、ビタミンCとかEとか、ポリフェノールといった抗酸化物質をよくとるようにしたらいいと思います」と太田教授。
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酒と認知症 [医学・医療・雑感小文]

酒と認知症


 ALDH2(アルデヒド脱水素酵素2)とアルコールとの関係は以前から知られていたが、アルツハイマー病の発症にもかかわっていることを、太田成男・日本医大教授(細胞生物学)らが突き止めた。

 太田教授らは、アルツハイマー病の患者447人と、同数のそうではない人のALDH2の遺伝子を調べた。

するとアルツハイマー病患者には、ALDH2の活性が弱い人が多く、活性が強い人よりも1・6倍、アルツハイマー病を発症する可能性が高いことがわかった。

これを裏返せば、酒に強い人は、弱い人よりも約1倍半、アルツハイマー病になりにくいというわけだ。

これはいいことを聞いたとニンマリしたら、

「だからといって、酒をよく飲んで強くなれば、アルツハイマー病が予防できるなんて、そういうとんでもない誤解はしないでくださいヨ。

問題は、ALDH2の活性が生まれつき強いか弱いかということなので、大酒飲んで強くなろうとするのは無意味などころか、かえって肝臓を傷めてしまい逆効果です」

──しっかりクギを刺された。
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ALDH2 [医学・医療・雑感小文]

ALDH2

日本人に否定的飲酒論者が多いのは、体質的に酒に弱い民族性がもとになっているのではないだろうか。

酒は肝臓で代謝されるが、まずADH(アルコール脱水素酵素)によって分解されてアセトアルデヒドになる。

悪酔いや二日酔いの原因となる非常に毒性の強い物質だ。

これを無害な酢酸に変える酵素がALDH(アルデヒド脱水素酵素)で、1型と2型がある。

ALDH1は、血液中のアセトアルデヒドが高濃度にならないと働かない。

ALDH2は低濃度の時から働き始める。

このALDH2が、日本人など黄色人種の約40%には生まれつき欠損しているか、活性が弱い。

そのため少量の酒でもすぐ酔ってしまう。たちまち顔が赤くなり、動悸(どうき)が起こる。

そういう人は「駆けつけ三杯」とか、ましてやイッキ飲みなど絶対やってはいけない。自殺行為である。

「(むやみに飲ませると)息災なる人も目のまへに大事の病者となりて、前後も知らず倒れ伏す(元気な人も重病人になる)」と「徒然草」にもある。
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少酒多益 [医学・医療・雑感小文]

少酒多益 

 酒は百薬の長といわれるが、酒を薬として飲むのなら「1日1単位」、多くても「2単位」が限度と専門家は教える

1単位とは日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、ウイスキーならダブル1杯程度だ。これなら毎日飲んでも肝臓の負担にならない。善玉コレステロールのHDLが増え、動脈硬化の予防になる。

 ある疫学調査によれば、毎日2合以上の酒を20年間飲み続けた人は脳卒中の発生率が高かったが、同じように毎日飲み続けても1日2合以下に抑えていた人は、そんなことはないばかりか、心臓病の発生率が、酒を飲まない人に比べても低かったという。

貝原益軒の「養生訓」にもあるように「少し飲めば益多し」、それが酒なのである。

 それにしても、なぜか日本人には否定的飲酒観の持ち主が多い。

筆頭は「徒然草」の兼好法師だろう。

「世には心えぬことの多きなり(世間にはわけのわからないことが多い)」と始まる第一七五段は、酒と酒飲みをこき下ろす言辞がねちねちと連ねてあり、いやぁ参った、参ったと笑うしかない。
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薬の飲み合わせ [医学・医療・雑感小文]

薬の飲み合わせ

 ウナギと梅干し、テンプラとスイカ......などは、科学的根拠のない俗信の「食い合わせ」だが、薬には科学的に証明された「飲み合わせ」がある。

 先年、帯状疱疹の治療薬の抗ウイルス剤と、ある種の抗がん剤を一緒に用いた人が16人も死亡する事故があった。

 改めて薬同士の相互作用が注目された。

 一般に薬は何種類かが組み合わされて処方されるから、医師や薬剤師は薬の相互作用(いわば飲み合わせ)には常に注意を払っている。

 2ヵ所以上の医療機関にかかって、それぞれから薬をもらっている場合は、どちらの医師にも必ずそのことを告げる(薬の現物を見せる)ようにしよう。

 飲み合わせは薬同士だけではなく、薬と飲食物の間にもある

 よく知られているのは、納豆と、抗血栓薬(血液が固まるのを防ぐ薬)のワーファリンだ。

 納豆に含まれるビタミンKがワーファリンの作用を弱めてしまうからだ。

 ビタミンKを多く含むクロレラ、パセリ、シソ、アシタバ、シュンギクなども同じような相互作用を示すという報告もある。

しかし、2011年4月発売の新薬プラザキサは、納豆も野菜も自由に食べられる。

 また、血液のサラサラ度を調べて薬の量を調節する検査も要らなくなる。

 心臓病治療は大きく前進するだろうといわれている。

 半面、納豆には血栓を溶かす酵素(ナットウキナーゼ)が含まれていることも知られている。

 薬と飲食物との相互作用の例では、鉄欠乏性貧血の治療に用いられる鉄剤と、お茶の関係が昔からよく言われてきた。

 お茶のカテキン(タンニン)が鉄の吸収を妨げるというのが、その理由だった。

 しかし、鉄欠乏性貧血があれば、カテキンがあってもなくても、必要なだけ鉄は吸収されることがわかって、現在ではお茶を禁じるのは、あまり意味はないとされている。

 近年、注目されているのは、薬とグレープフルーツジュースの飲み合わせ。

 カナダの西オンタリオ大学のベイリー博士らの研究によると、高血圧の治療に用いるカルシウム拮抗薬とグレープフルーツジュースを同時にとると、薬の血液中の濃度が上がり、薬が効き過ぎてしまう。

 別の研究者たちの調べでは、免疫抑制剤や精神安定剤などでも、グレープフルーツジュースが薬の血中濃度を上げることがわかった。

 このジュースの中の濃度を上げる成分を、東北大学薬学部の山添康教授が突き止めた。

 グレープフルーツジュースは、ビタミン、ミネラルなどを多く含んでいるが、薬の服用時は医師の指示を守ることだ。
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期限&保存法 [医学・医療・雑感小文]

期限&保存法

 薬は、自分の症状・体質に合ったものを薬剤師によく聞いて選び、説明書をしっかり読んで、決められた量を決められた時間にのむようにしよう。

「有効期限」が切れた薬はもちろん、期限内でも開封後、日数がたったり、保存状態が悪かったりすると、変質していることがある。のまないほうがよい。

 開封した薬の有効期限は、錠剤、散剤、カプセル剤が約6カ月。

 内服用液剤は10日前後。

 目薬は2~3カ月。

 薬を開封したらその年月日を箱や瓶の余白に記しておけば、捨てる時期の目安になる。

 薬は光と高温、多湿を嫌う。

 変質を防ぐには正しい保存法が大切だ。

 たんすの上などはペケ。

 暖房をする冬にはそこが最も高温の場所になる。

 押入れにしまうのも感心しない。

 ほこりやカビの温床になりがちだ。

 いちばんいいのは風通しのいい冷暗所。

 説明書に「冷所保存」とある冷所とは、15℃以下の場所のこと。

 シロップや目薬、座薬などがそう指示されてあることが多い。

 それらは冷蔵庫に保存するとよいが、凍らせてはいけない。
タグ:薬効 家庭薬
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