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夢の話 [雑感小文]

 夢の話

  初夢や金も拾はず死にもせず   夏目漱石

「初夢」とはいつみた夢か? 諸説ある。

元旦の目覚める前にみた夢、元日の夜みた夢、二日の朝か夜にみた夢、など。

ま、どれでも縁起のいい夢を「初夢」とすればよいのではないか。

夢には吉夢もあれば悪夢もある。

認知症の人や知的障害の強い人は、あまり夢をみない。

不安神経症やうつ病の人はあまりよい夢をみないそうだ。

よい夢、おもしろい夢をみているうちは、心身ともに健康といえるようだ。

   初夢の何やら美(は)しく寝過ごしぬ   武石佐海

夢をみるのは、レム睡眠(脳は目覚めている状態)のとき。

夢の続きで目が覚めると、脳はそれ以前に覚醒(かくせい)していたわけだから、頭がスッキリして気分がいい。

夢の中に出てきた人の数が多いほど幸せな気分になる。

人間は群居性の強い動物だからだ。

男性は女性より少なくとも3倍、セックスの夢をみる。

相手は見ず知らずの女性であることが多い。

女性がみる性的な夢の相手はたいてい知っている男性だ、とアメリカの精神医学者が書いている。

本当だろうか?

 初夢や秘して語らず一人笑む   伊藤松宇
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酒の漢方薬 [医学・医療・雑感小文]

酒の漢方薬

 漢方の名医、藤平健先生(故人)は、80歳を過ぎて、毎晩5合の晩酌を欠かしたことがないという特異体質的酒豪だった。

 生前、しばしばご相伴にあずかったが、品のいい温顔に静かな笑みをたたえて、ゆったりと飲み続けた。

「私は、40代のころ、自分の高血圧を治すために漢方の三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)を1年ほど用いているうち、二日酔い知らずになっていることに気づきました。

 仲間の漢方研究医たちに話したところ、めいめい試してみて、そのとおりだということになりました。

 ただし、この薬が合うのは、体力のあるがっしりとした体格の<実証>の人です。

 体力が中程度の<虚実間>やそれ以下の<虚証>の人は、黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)がよろしいでしょう」

 と教えていただいた。

 この二つの薬の主成分である黄蓮、黄柏(おうばく)、黄芩(おうごん)という生薬にニンジン、センブリなどを加えたのが「黒丸」という和漢薬で、実証とか虚証とかに関係なく用いることができる。
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適量飲酒 [医学・医療・雑感小文]

 適量飲酒

 酒の失敗の原因は、ただ一つ。

 飲み過ぎだ。

 悪酔い・二日酔いはむろんのこと、クダを巻くのもケンカ口論もみな大酒の副作用だ。

 えらそーなコトが言える柄ではないが、お互い、適正飲酒を心がけよう。

「酒の適量を知る基本は、飲んだアルコールが何時間で体から抜けるかを知っておくことです」と肝臓の専門医、栗原毅・栗原クリニック東京日本橋院長(慶応義塾大学特任教授)。
 
アルコールが肝臓で分解される速度は、体重1㌔当たり1時間0.1㌘とされる。

 日本酒1合、ビール500㍉㍑、ウイスキーダブル1杯は、いずれも約20㌘のアルコールを含み「1単位」という。

 体重50㌔の人が1単位を分解するには、4時間かかる計算だ。

 個人差はあるが、1単位の酒を飲んだときのアルコールの血中濃度は0.02~0.04%、判断力少し鈍り、気分はさわやか

 2単位=0.05~0.10%、ほろ酔い気分、理性失う。

 3単位=0.11~0.15%、酩酊初期ふらつく─といった状態。

 ここらで止めておこう。

 絶対に守るべきこと=飲んだら乗るな!
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ミカンの小袋 [医学・医療・雑感小文]

 ミカンの小袋

 ミカンには食物繊維が豊富だ。

 食物繊維にはいろいろな種類があるが、大別すると、セルロースなどの不溶性繊維と、ペクチンなどの水溶性繊維の二つになる。

 前者は便通をよくし、後者は血液中のコレステロールを減らすのが、最大の働きだ。

 ミカンの果肉は天然の食品中で最も多くペクチンを含み、小袋はセルロースそのものだ。すなわちミカンを袋ごと食べれば、ビタミンC、ペクチン、セルロースを一緒に取ることができ、それらの総合的作用が得られる。

 肌がきれいになり、風邪もひきにくく、高コレステロール血症を改善し、便秘を防ぎ・治す効果が期待できる。
 
 よくかんで食べれば脳も刺激され活性化するだろう。

 果物をよく食べる人は脳梗塞(こうそく)になりにくい。
 
 最高で31%、脳梗塞の発症を防ぐ効果が得られたという。

 米ハーバード大の研究チームが、10万人を超える人たちを、8年~14年かけて追跡したデータだ。

 米国の調査だからかんきつ類はオレンジグレープフルーツだが、日本のミカンにも当てはまるだろう。
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ポンカン効果 [医学・医療・雑感小文]

 ポンカン効果

 屋久島に住む旧友が、ポンカンを送ってくれた。

 このところちとハラの立つことがあり、ユーウツだったが、友の情にカンゲキし、香りの高い果実を口に入れたら、気分がすっきり晴れた。われながら単純な性格だと思う。

 神経薬物学の研究者からの受け売りだが、うつ病には天然のかんきつ香料がよく効く。

 抗うつ薬と香り療法を併用した著効例があるそうだ。

 ミカンなどかんきつ類の栄養特性は、ビタミンCと食物繊維が豊富なことだろう。
 
ビタミンCは、皮膚や筋肉や血管を構成するコラーゲンの生成に欠かせない。
 
欠乏すると、そうした組織が壊れて壊血病になる。

 また、体の中で過酸化脂質ができるのを、ビタミンCは防ぐ。

 過酸化脂質は「体のサビ」といわれ、がん、動脈硬化、糖尿病などの引き金になる。

 ビタミンCをよく取っていれば風邪を引かないと、自分の体験に基づいて主張したのは、ノーベル賞を2度受賞した(化学賞と平和賞)、ライナス・ポーリングだ。

 インフルエンザがはやっている。ミカンを食べて、風邪を防ごう!
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ヘルペス心得 [医学・医療・雑感小文]

 ヘルペス心得

 口唇(こうしん)ヘルペスができているときは、ウイルスも大量に出て、感染源になる。

 人との接触には注意が必要だ。

 特に相手が抗体を持っていないと重症化しやすい。
 
 赤ちゃんへのほほずりやキスなど絶対禁物。

 抗体を持っていないパートナーへのオーラルセックスで性器ヘルペスを発症させる危険性がある。
 
 アトピー皮膚炎の人は、皮膚にバリアーがないので感染しやすく、重症化する。

 がんなどの病気で免疫力が低下している人のお見舞いも避けるべきだ。

 自分自身も患部に触れた手によって別の部位にうつることがある。

 もっとも、再発型の場合は、本人はすでに抗体を持っているのであまり神経質になる必要はない。

 だが、

 ●患部に触れた指で目を触らない。

 コンタクトレンズをだ液でぬらして装着しない。

 ●患部にふれた後や外用薬を塗った後は手を洗う。

 ●水ぶくれは破らない、こと。

 ウイルスがついたタオル食器からも感染する。

 タオルの共用や酒の回し飲みなどはやめよう。

 食器についたウイルスはかなり長く生きている。

 洗剤できちんと洗おう。
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ストレスヘルペス [医学・医療・雑感小文]

 ストレスヘルペス

 単純ヘルペスウイルスには1型と2型がある。

 1型はくちびる、顔面など上半身に、2型は性器を中心とする下半身に発症する。

 昔はほとんどの人が乳幼児期に感染、抗体をもっていたが、衛生状態がよくなったことや核家族化が進んだことで、今は20代、30代でも半数は抗体を持っていない。

 乳幼児の初感染は無症状か、ごく軽症だが、大人の初感染は症状が重くなりがち。

 1型に対する抗体を持っていると、2型にも感染しにくく、発症しても軽症だという。

 くちびるに出る口唇(こうしん)ヘルペスは、心身のストレスで体力が落ちているときに再発しやすい。
 
 くちびるのまわりにピリピリ、チクチク、ムズムズなどヘンな感じが生じるのが前駆症状。

 このときすぐに治療を始めると、治りも早い。

 ウイルス薬を使うのが最も効果的。
 
 最近は、軟こうや錠剤もあり、手軽に治療できる

 ただし、これはウイルスの増殖を抑える薬で、ウイルスを殺す作用はない。

 症状が出ている間、特に症状の出始めのウイルスが増えている時期が、治療の好機だ。
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愛のウイルス [医学・医療・雑感小文]

 愛のウイルス

「ヘルペス」というのは、「鳥肌がたつ」とか「むしずが走る」というギリシャ語だそうだ。

 体の一部に赤い発疹(はっしん)が点々と線状にできるものが帯状疱疹(ほうしん)=帯状ヘルペスで、原因は長年、神経節にひそんでいた水ぼうそうのウイルス(帯状疱疹ウイルス)だ。

 これに対して、風邪をひいたときなど唇のまわりに小さな水ぶくれができるのが、口唇(こうしん)ヘルペス。

 昔は〝かざほろし〟と呼んだ。これの原因は単純ヘルペスウイルスだ。

 単純ヘルペスウイルスは感染力が強く、直接的な接触のほか、ウイルスがついたタオルグラスなどを介しても感染する。

 親子、夫婦など親密な間柄で伝染することが多く「愛のウイルス」と呼ばれたりする。

 このウイルスの困った特徴は、初感染して体に抗体ができても、機会があれば再感染や再発を繰り返すこと。

 風邪のほか、いろいろな発熱、直射日光に当たったあと、アスピリンなどの薬を飲んだあと、月経前後などに出やすい。

 大人にみられる口唇ヘルペスのほとんどは再発型だ。
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心労ヘルペス [医学・医療・雑感小文]

 心労ヘルペス

 知人の企業経営者が、業績不振をかかえて奮闘中、帯状疱疹(たいじょうほうしん)を発症した。

 非常な心労がきっかけになったのだろうと思う。

 帯状疱疹の原因は、子どものときにかかった水ぼうそうのウイルス

 それが体の神経節にずっとひそんでいて、過労ストレスで免疫力が下がると、神経を伝わって皮膚に帯状のヘルペス(疱疹)となって現れる。

 赤い発疹が生じ、チクチクと針で刺される感じで、やがて水疱に変化する。
 
症状は体の片側の一部にのみ出る。

 軽症だと2、3週間で治るが、重症例や高齢者では、皮膚症状が消えた後も痛みが長く続くことがある。
 
帯状疱疹後神経痛といい、難治例が少なくない。

 これを防ぐには、専門医による早期の診断と治療が必要だ。

 治療のタイミングを失うと、神経痛が残りやすい。

 アシクロビルやアラAなど抗ウイルス薬がよく効く。

 帯状疱疹が出たときは、背後になんらかの原因がある。

 それを突き止めることも大切だ。
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親身な共感 [医学・医療・雑感小文]

  親身な共感

 よい診療の第一歩は、医師から患者への正しい親切な情報提供だ。

 特にがん診療の場では、それがとても大切だが、とても難しい。

 病名告知、転移・再発の告知、終末期医療への移行と「悪い知らせ」を何度も伝えなければならない。

 そのためのコミュニケーションスキルが、昨日記したSPIKES(スパイクス)だ。

 適切な面談の場をつくり、患者の話をじっくり聴き、病気治療に対する患者の理解度をしっかり把握し、検査結果や治療効果などの医学的事実を正確にわかりやすく説明する。

 このとき最も大切なことは「事実を小さく伝えない」姿勢だ。

 そのうえで、患者の反応に親身な共感を示す。

「医療者にとって最も集中力を要する局面ですが、面談の成功を左右する重要なポイントです」
 
と渡辺亨・浜松オンコロジーセンター長。
 
SPIKESの普及活動を行っている医療関係者の団体の代表だ。

 プレスセミナーで渡辺先生の話を聴き、感動した女性記者が、

「私、がんになったら浜松へ行く」と言ったが、全国どこの病院でもそうあってほしいものだ。
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