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サラシア効果 [医学・医療・雑感小文]

血糖値の上昇を抑える

インド五千年の伝承医学アーユルヴェーダが説く健康法や治療法は、現代の科学的検証によっても、効果の確認されたものが少なくない。

最近注目のサプリメント「サラシア」もその一つだ。

糖尿病肥満によく効くと言い伝えられてきたが、実際に血糖値の上昇を抑え、内臓脂肪を解消する優れた作用を、京都薬科大などが実験的に証明している。

食物の中の糖質は、胃から小腸に移ると、αグルコシダーゼという酵素の働きで急速に分解・吸収される。

そのため食後は一過性に血糖値が上昇する。これが基準値を超えたものが「食後高血糖」で、前糖尿病状態とされる。

このαグルコシダーゼの働きを妨げる作用がサラシアにはあるので、食前にサラシアを飲むと、食後の血糖値の上昇が緩やかになるという。

サラシアはインド、スリランカなどに自生するツル性の植物。

これと、アフリカ産の茶の一種で、活性酸素の発生を抑えるカメリアシネンシスや動物性食物繊維のキトサンなどを配合した製剤「メタプロテクト」の服用体験を明日─。
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体の曲がり角 [医学・医療・雑感小文]

平均年齢は32.4歳

 食事の量も運動量も、若いころとそれほど変わってないのに、中年になると太りやすく、やせにくくなる。

基礎代謝(安静状態でも消費されるエネルギー)と筋肉量が低下するためだ。

この「体の曲がり角」を感じた平均年齢は32.4歳だという。

糖尿病ケアの専門メーカー、ノボ・ノルディスク・ファーマが、全国の30代・40代の勤労者1268人(男女各634人)に聞いたインターネット調査の結果だ。

 だがそう感じても、約4割の人は、食事の量を減らすとか活動量を増やすといったことはしてない。

その調査結果をふまえて、管理栄養士健康運動指導士のこばたてるみさんは、生活習慣病対策は30歳前後から意識して始めるべきと助言している。

「この年代は、仕事上の負担が大きくなり、ストレスも増え、生活習慣を変える余裕がない人も多いようです。

日常、手軽にできるメタボ対策─例えば乗り物やエレベーターを使わず歩く、子どもと遊ぶ、犬の散歩などで活動量を増やし、焼く、煮るなど油を使わない調理法をお勧めします」
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小児事故対策 [医学・医療・雑感小文]


親の注意と環境づくりで防ぐ

幼児期から小学生にかけての子どもの死亡原因の第1位は「不慮の事故」だ。

子どもの事故の内容は、年齢によって特徴がある。

多くは親の注意や環境づくりで防ぐことができる。

厚生労働省・健やか親子21推進協議会は、「子どもの事故防止対策」チェック表を作成した。

 ●1歳6カ月ごろの子への対策。

1 子どもを一人で家や車に残さない。

2 自動車に乗るときは、チャイルドシートを後部座席に取り付けて乗せる。

3 浴槽に水をためたままにしない。

4 医薬品、化粧品洗剤などは子どもの手の届かないところに置く。

5 たばこ灰皿はいつも手の届かないところに置く。

6 ピーナッツやあめ玉などは手の届かないところに置く。

7 暖房器具(ストーブ・こたつなど)の熱が直接触れないようにする。

8 ポットや炊飯器は子どもの手の届かないところにおく。

9 ベビー用品やおもちゃを購入するときはデザインよりも安全性を重視する。

10 階段には転落防止用の柵(さく)を取り付ける。


 ●3歳ごろの子への対策。

1~6は1歳6カ月ごろの子への対策と同じ。

7 ストーブやヒーターなどは、安全柵(さく)で囲い、子どもが直接触れないようにする。

8 おはしや歯ブラシなどをくわえたまま走らせない。

9 すべり台やブランコの安全な乗り方を教える

10 ベランダや窓のそばに踏み台になるものを置かない。

 ●1~4歳に起こりやすい事故と予防ポイント。

1 転落・転倒(ベランダや階段からの転落)=予防は10─。

2 やけど(炊飯器や加湿器の蒸気にさわる。アイロン、ストーブにさわる。ポット、鍋をひっくり返す)=そうしたものに子どもが触れないようにする。

3 おぼれる(浴槽に落ちる、水遊び)=わずかな水でも残し湯はしない。浴室に外かぎをつける。水遊びの時は目を離さない。

4 誤飲・中毒・窒息(医薬品、化粧品、コイン、豆など)=危険なものは子どもの目にふれない、手の届かない場所に片づける。ピーナッツなど乾いた豆類を食べさせない

5 交通事故(道路への飛び出し)=手をつないで歩く。
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ママの責任 [医学・医療・雑感小文]

高血圧予防は離乳食から


肥満児の背後には、たいてい肥満した親が控えている。

多くは母親だ。

理由は体質の遺伝と同一の食事環境。

太りやすい体質を共有していて、いつも同じ物を同じように食べていれば、同じように太るのは当然の成り行きだろう。

子どもの肥満は、そのまま大人の肥満に移行しやすい。

脂肪細胞は、思春期まではその数が増え、それ以後は細胞自身が大きくなるといわれる。つまり子どものときからの(脂肪細胞がいっぱい増えた状態の)肥満は、大人になってからの肥満とは違い、なかなか治しにくい。

成人後の肥満は、もっぱら当人の責任だが、子どもの肥満は、離乳食の食べさせ過ぎが基盤となって完成する。

責任は母親が負わなければならない。

離乳食については、もう一つ問題がある。

母親が自分の味覚に合わせて味つけをするため、しぜん塩分が多くなることだ。

で、日本人は赤ん坊のころから塩味好みになり、成人後の高血圧発症の原因になる

高血圧予防は離乳食から─と説き続けた人が、循環器内科の大家、故五島雄一郎・東海大学名誉教授だった。
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至適値と目標値 [医学・医療・雑感小文]

脈圧と平均血圧も重要

 血圧にはご存じのように「上」と「下」がある。

上とは、心臓が収縮して血液を動脈へ送り出したときの血圧(血管の壁に及ぼす血液の圧力)で、収縮期血圧あるいは最大(最高)血圧という。

下とは、心臓が拡張して血液が静脈から心臓に入ってくるときの血圧で、拡張期血圧または最小(最低)血圧という。

 動脈硬化を防ぐのに最も適した血圧は、上が120mmHg未満、下が80mmHg未満とされている。

上が140mmHg、下が90mmHgを超えると高血圧と判定される。

高い血圧を下げる場合の降圧目標は、高齢者(65歳以上)は140─90未満、若年・中年者は130─85未満、糖尿病腎臓病の患者は130─80未満とされる。

高齢者で140─90未満だったらまず上々といっていいだろう。

なお、上から下を引いた数値を「脈圧」、脈圧を3で割り、下の数値を足したものを「平均血圧」という。

脈圧は心臓に近い太い血管の、平均血圧は末梢の細い血管の硬化度の指標とされる。

脈圧の正常範囲は40~60。

平均血圧の理想は90未満である。
  

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世界高血圧デー [医学・医療・雑感小文]

高血圧を知る唯一の方法

「ウデをまくろう、ニッポン!」

─なにか勇ましげなスローガンのようだが、まくった腕にマンシェットを巻きつけて血圧を測ろうという呼びかけだ。

日本高血圧学会と日本高血圧協会は、5月117日の「世界高血圧デー」をはさむ1週間、血圧測定を啓発するイベントを各地で開催する。

なぜ血圧測定の啓発が必要なのか。

高血圧は、ほとんど何の自覚症状もなく、血圧測定だけがそれを知る唯一の方法だからだ。

だがノバルティスファーマが、インターネット上で行った40代以上の男女の意識調査では、高血圧が無症状であることを知らない人が、73%もいた。

そして半数以上が、血圧の至適値(120mmHg─80mmHg)を知らず、自宅での血圧測定をしていなかった。

オムロンヘルスケアが、やはりインターネット上で全国の30歳~74歳の男女1万人を対象に行った「高血圧に関する意識と行動の実態調査」によると、健康診断や人間ドックで30代男性の3人に1人(30.8%)、40代男性の5人に1人(22.4%)が「血圧が高め」と指摘された経験があることがわかった。

しかし、そのなかの約3割は、「医療機関を受診する」や「定期的に血圧を測る」などの改善行動を何もしていなかった。

荒川規矩男・日本高血圧協会会長は

「日本人の四大死因の二つ─脳卒中と心臓病に共通する最大の危険因子は高血圧。

だが〝自覚症状がなければ大丈夫〟、〝少し高いくらいなら大丈夫〟と甘く考えて放置し、重大な結果を招いてから悔やむ人が少なくない」と警告している。
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人間の証明 [医学・医療・雑感小文]

 怒りを結集し、持続しよう

人間的な怒りの中枢は大脳新皮質にある。

原始的な怒りの中枢は二つ、扁桃核(へんとうかく)と視床下部にある。

どちらも大脳辺縁系(脳幹と大脳新皮質の間にある)の一部だ。

ネコの脳の扁桃核に、細い電極を刺入して電流を通じると、ネコは突発的に怒る。

電流を切ると、たちまち怒りは消える

同じことは視床下部でもみられる。

ラットの視床下部にある種の神経伝達物質を注入すると、ラットはハツカネズミを攻撃して殺すが、神経伝達阻害物質を注入すると、攻撃を中止する。

そうした動物実験で、原始的な怒りの中枢が明らかにされた。
これに対して、人間的な怒りの中枢がある。

大脳新皮質は、大脳の表面の灰白質の部分。

ヒトをヒトとして特徴づける精神作用の場だ。ものごとを総合し、記憶し、伝達し、理解し、判断し、そして創造する。

非人間的な理不尽な言動への怒りはここに発する。

テロや無差別殺人に対して覚える怒りは、人間が人間であることを証明する人間的怒りだ。

「人間の証明」であるこの怒りを結集し、持続しなければならない。
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物質的なことば [医学・医療・雑感小文]

 暴挙の原因は扁桃核?

「一緒に育ち、愛した人を、本当は知らなかったと感じている。

弟は静かで内気で、とけ込むことに苦しんでいた。

このような暴力が引き起こせるとは思ってもみなかった」

─先年、米バージニア工科大で起こった銃乱射事件のチョ・スンヒ容疑者の姉の言葉だ。

外電が伝えた記事を読み、故・浦田卓先生の著書『もっと物質的なことばで』に記されたこんな挿話を思い出した。

1969年8月1日、テキサス大学構内で同様の銃撃事件が発生、15人が死亡、31人が負傷した。

犯人は、だれにも親しまれた学生、チャールズ・ホイットマンで、駆けつけた警官隊に射殺された。

「あんなに快活で優しかった彼が、なぜ?」と理解に苦しむ声が多かったが、死体解剖で、脳の怒りの中枢─扁桃核(へんとうかく)に腫瘍が見つかった。

もしそれがわからなかったら、彼の凶行は、別のもっともらしい理由で説明されただろうと、浦田先生はこう述べている。

「人の異常な行動は、すべてこれを〝もっと物質的なことば〟で説明する努力をすべきだと考える」
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勇気ある休息 [医学・医療・雑感小文]

仕事を「死ごと」にしないで!

過労死。正式な病名ではない。

1970年代の初めから「勤労者の急死」を研究してきた、国立公衆衛生院の上畑鉄之丞・成人病室長(当時)の造語だ。

いまでは「KAROSHI」として外国でも通用している。

『広辞苑』にも1991年の第四版から収載されている。

「仕事のしすぎによる勤労者の急死。一九八〇年代後半から一般化した語」、と。

 発病から死亡までが24時間以内の病死を「突然死(英語ではサドンデス)」というが、過労死は、その原因が過労(蓄積疲労)であること、発症から死亡までを24時間以内に限定しないこと。

また、死亡に限らず、重度障害者としての生存者を含む点で、突然死と区別される。

過労死を防ぐために勤労者本人ができることは、疲れたら休む、特に睡眠を十分とるという、この一事につきる。

過労死したほとんどすべての人に共通している事実は、数日以上の睡眠不足である

過労死すなわち睡眠不足死といってもいい。

疲れたら休もう! 

勇気を出して休もう! 

仕事を「死ごと」にしてはいけない。
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罪深い善意 [医学・医療・雑感小文]

 子どもとは、アクセルとブレーキをあわせ備えた存在

子どもは「無限の可能性」をはらんでいる。

が、同時に「無限の不可能性」にも満ちている。

何かを「自分はできない」と思い込んでいる子は、どんなに一生懸命教えてもなかなかできるようにはならない。

たとえば逆上がり、跳び箱、速く走ること。

もちろん勉強も、歌や楽器もそうだ。

いや、それ以前に「できないと思い込んで」トライしようとしない子も少なくない。

「そんなことできなくてもいい」と言い張る。

子どもとは、無限のアクセルとブレーキをあわせ備えた存在だ。

そして─

「私たち大人の<罪深い善意>は、子どものブレーキをはずさずに、アクセルだけを吹かすことを奨励することです」

と能楽師の安田登さんは、『日本人の身体能力を高める「和の所作」』(マキノ出版=1300円)で熱く説いている。

「アクセルを吹かすよう励ますよりも、ちょっとブレーキをはずす方法<和の所作(身のこなし)>を教えてあげましょう。それだけで格段に前へ進むようになるのです」という説得力に満ちた具体的例示に目からうろこが落ちた。
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