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ビックリ仰天、毎冬流行!? [それ、ウソです]

 それ、ウソです(13)

 ビックリ仰天、毎冬流行!?
 

 新型インフルエンザは、ご承知のように毎冬流行し、日本だけでも万単位の人が死ぬ手強い敵である。(東嶋和子「新・養生訓 大流行に備えよ」=『文藝春秋』2008年7月号)


 新型インフルエンザが、「毎冬流行」するなんて、いったい、どなたが「ご承知」なのだろうか?

 いま、感染爆発直前といわれる、新型インフルエンザのパンデミック(世界的大流行)が発生すると、全世界の死者は7100万人と推計されている。

 それが毎冬流行したら人類滅亡だ。おどかしちゃいけません。

 しかし、いつかは必ず新型インフルエンザが出現するのは避けられないようだ。

 根拠は、十数年来、東南アジアを中心に不気味な頻発をくり返している鳥インフルエンザだ。

 普通、鳥インフルエンザは人間には感染しないのだが、ウイルスを大量に吸い込むと、感染することがある。

 2015年5月1日現在、WHO(世界保健機関)の確認した発症者数は840人、死亡者数は447人である。

 鳥同士の感染も、人への感染も、続けば続くほど新型発生のリスクが高まる。

 鳥インフルエンザのウイルスの型=H5N1型は、人間のA型インフルエンザのH1N1型(ソ連型)やH3N1型(香港型)と同じウイルス仲間だからだ。

 突然変異を起こすなどして、人に感染しやすい新型が現れると、これに対する免疫はだれも持っていない。

 人から人へと簡単にうつる。

 1918年に始まったスペイン風邪、57年のアジア風邪、68年の香港風邪と、20世紀には3度の新型インフルエンザの大流行があった。

 毎冬流行しているAソ連型はスペイン風邪の、A香港型は香港風邪のそれぞれ子孫に当たる。

 スペイン風邪のときは、世界で約4000万人の命が奪われ、人口5700万人だった日本では、2380万4673人が発病、38万8727人が死亡した。

 船でゆっくり襲来してもそれだ。

 航空機時代の現代は、3200万人が感染、64万人が死亡─と想定されている。

 そのとき、H5N1型ウイルスから作ったワクチンの接種は、医師や救急隊員、検疫官、一般診療所職員など優先度の高い人たちから実施される。

 優先順位の低いわれわれは、どんな備えをしたらよいか?

 国の指針は、集会や外出を避け、2週間程度の食料や日常品を準備するよう推奨している。

 日常的にはうがいと手洗いの励行、十分な睡眠と休養─結局、最も大切なのは昔ながらの素朴な心得のようだ。
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