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高齢者の多剤服用 [医学・医療・雑感小文]

 1度に5~6種類以上の薬を服用する高齢者は多い。

 どれも必要な薬剤ならよいが、中には不要な薬を漫然と飲み続け、副作用が生じるケースもある。

 高齢者の多剤服用の解消にどう取り組めばよいのか。
 
 高齢者の多剤服用問題に取り組む病院がある。

 国立病院機構栃木医療センター(宇都宮市)のポリファーマシー外来だ。

 簡単に言えば、高齢者が服用している薬剤をチェックして、必要性を再検討する外来だ。

 ポリファーマシー(ポリは「多い」の意味)は一般に多剤服用または多剤併用と訳されている。

 何剤から多剤と言うかの定義はないが、一般には5~6剤以上を指す。

 きっかけは4年前に入院した80代の女性患者だった。

 心臓や腎臓に疾患をもち、すでに10種類近い薬を飲んでいたが、病院でさらに薬が処方され、最終的には14種類の薬を服用し、意識障害や不整脈など重い副作用が生じてしまった。

 よく調べてみると、同じような種類の薬が重複し、不適切な組み合わせの薬を服用していた。む

 これを受けて2015年1月、医師、薬剤師、看護師らの多職種連携チームをつくり、患者の服用歴を聞いて、薬の必要性をチェックし始めた。

 対象者は、5剤以上の薬を服用し、1週間以上入院する65歳以上の患者。

 希望を募り、本人と家族の同意を得た患者で行う。

 17年6月までの集計結果では、104人がチェックを受け、1人あたりの平均服薬数は当初の8・9種類から4・3種類へと半減した。

 患者全体が服用していた薬剤の種類総数は、延べ936種類から約6割も減って、延べ387種類になった。全員の平均的な薬の服用量も減った。

 取り組みの中心となった矢吹拓・内科医長によると、中止した薬で多かったのは、血圧や血糖値を調節する薬、睡眠薬、胃の粘膜を保護する薬だった。

 血圧を下げる薬は、入院中の減塩や規則正しい生活によって不要になるケースもあった。

 矢吹医師は「高齢者は若い人と違って、薬の代謝能力が衰えているので、薬の副作用が出やすくなる。本当に必要な薬かどうかをよく考える必要がある」と指摘する。(毎日新聞2018年1月24日 東京朝刊)
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