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食塩による昇圧は、他の栄養素で相殺されない [医学・医療・雑感小文]

栄養と血圧に関する国際共同研究

 米ノースウェスタン大の研究チームは、1990年代末の3年間、4カ国17集団の成人4,680例を対象に実施された「栄養と血圧に関する国際共同研究」のデータを解析した。

 結果、食事によるナトリウム(Na)摂取が血圧に及ぼす悪影響は、血圧にとって好ましい他の栄養素を摂取しても相殺されない可能性があると、学会紀要誌「Hypertension(高血圧)」に発表した。

 アルコール摂取など、栄養素以外の交絡因子(調べようとする要因以外で病気の発生に影響を与えるもの)を調整した分析では、24時間尿中Na排泄量が上昇した。

 このNaと血圧の有意な関連は80種類の栄養素を個別に調整したモデルでも維持された。

 Naと血圧の関連が他の主要栄養素または微量栄養素の任意の組み合わせによって大きく変化しないことが示唆された。

 また、栄養素以外の交絡因子を調整した血圧とNa/K(カリウム)比の関連を分析した結果、Na/K比と血圧の有意な関連は80種類の栄養素を個別に調整したモデルでも維持された。

 Na/K比と血圧の関連はBMIを調整後も変化しなかった。

 BMI(Body Mass Index=ボディマス指数)=体重と身長の関係から算出されるヒトの肥満度を表す体格指数。

 正常体重(BMI 25未満、1,666例)、過体重(BMI 25以上30未満、1,861例)、肥満(BMI 30以上、1,073例)の3群に分類した分析では、Na摂取量の増加によりSBP(systolic blood pressure= 収縮期血圧)が正常体重群で1.7mmHg上昇、肥満群で2.1mmHg上昇と有意な関連が認められた。

 食品業界による加工食品の減塩努力が不可欠
 
 このようなNa摂取およびNa/K比と血圧との直接的な関連は性、年齢、人種、社会経済的地位を問わず認められた。

 研究チームのリーダーは、
「Na摂取およびNa/K比が血圧に及ぼす悪影響が確認された。

 その他の主要栄養素および微量栄養素(血圧に影響するものを含む)はこの悪影響を相殺する効果が非常に小さいことが示された」と結論。

「米国をはじめ多くの国におけるNa摂取源の大部分は市販の加工食品なので、高血圧の予防と管理のためには食品業界が商品の大幅な減塩に取り組むことが不可欠である」と付言している。
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