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危ない食習慣 [健康短信]

 死を招く食習慣の組み合わせ=二つの不健康な食習慣

 二つの不健康な食習慣が組み合わさると、死を招くリスクがあることが明らかになった。

ブラジル・Universidade Estadual Paulista、Botucatu Medical SchoolのMarcos Ferreira Minicucci氏らがEur J Prev Cardiol(2019年4月17日オンライン版)に報告した。

 PCI施行のSTEMI患者113人を退院後30日間追跡

 食生活と心疾患との関連についてはさまざまなエビデンスが蓄積されているが、朝食抜きかつ遅い夕食という2つの不健康な食習慣が心疾患の発症リスクと関連するか否かについては明確なエビデンスはなかった。

 そこでMinicucci氏らは、ST上昇型心筋梗塞(STEMI)患者を対象に前向き観察研究を行った。

 対象は、2017年8月〜18年8月にSTEMIと診断され、経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受けた18歳以上の入院患者113例。

 精神状態の変化が認められたり、人工呼吸器を要したりする患者は除外した。

 朝食抜きは起床から昼食までに飲料を含め何も摂取していないこと、遅い夕食は就寝前2時間以内の食事摂取とし、それぞれ週3回以上を食習慣の条件とした。

 主要複合エンドポイントは、退院後30日以内における死亡、心筋梗塞の再発、狭心症の発症とした。

「朝食抜き+遅い夕食」で死亡、心筋梗塞再発、狭心症が4〜5倍に

 113例の年齢は59.9歳(中央値)、男性73例。主要複合エンドポイントの発生は26例(23.0%)で、発生率は死亡が5.3%、心筋梗塞の再発または狭心症の発症が17.7%であった。

 これらの患者では、総コレステロールおよびLDLコレステロール(LDL-C)がいずれも低値で、左室拡張終末期径(LVDd)拡大の重症度が高かった。

 一方、食習慣については、朝食抜きが57.5%、遅い夕食が51.3%、2つの食習慣がともに認められた患者は40.7%であった。

 多重ロジスティック回帰分析を用いて、年齢、性、CK-MB、左室駆出率で補正した朝食抜きと遅い夕食の2つの食習慣による複合エンドポイントのリスクを検討した。

 その結果、オッズ比(OR)は4.2(95%CI 1.6〜11.2、P=0.004)と、複合エンドポイントのリスクは有意に4倍超高かった。

 さらに喫煙、LDL-C、LVDdで補正したところ、ORは5.1(同1.7〜15.0、P=0.004)と、有意な上昇が確認された。

 Minicucci氏らは、

「朝食抜きと遅い夕食という2つの食習慣の組み合わせは、STEMIで入院してPCIを施行した患者の退院後30日以内における死亡、心筋梗塞の再発、狭心症の発症リスクを4〜5倍上昇させることと関連していた」と結論した。

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